レザークラフト
バイカーズウォレットの作り方

初心者向け|裁断から仕上げまで

バイカーズウォレットは財布の中では比較的、作りやすい作品かと思います。 今回は外装にダブルステッチを施したバイカーズウォレットの作成方法を 動画と静止画でご紹介します。 もちろん無料の型紙を提供していますので、作品に取り掛かるのにはハードルは高くないでしょう。 レースカガリを施しているので、普通の針ではレース部分は縫えません。 レース針を用意する必要があります。 レース針とレースは下記の使用する材料・道具 を参考にして下さい。 製作時間は2日も有れば完成します。 トラッカーウォレットよりも少し難しいかもしれませんが、難易度はさほど高くないので是非作成してみて下さい。

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バイカーズウォレット制作動画

この動画では、バイカーズウォレットの制作方法の作成風景を描画しています。 是非参考にして下さい。

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使用する材料・道具(クリックで展開)

  • 革 外装

    この革は、ちょっと高いレザーです。地牛タンローと比べると質感がかなり良く、少しだけ柔らかでソフトな感じがあります。 いい革なので 外装など常に見えている箇所に使用すると出来栄えが良く見えます。 作品の全パーツに栃木レザーを用いる経済力があれば全て栃木レザーで 安く仕上げたいが、見た目がいいものを作りたいという場合に、外装のみ栃木レザーにといった使い方もオススメです。 外装はA4サイズの2mm厚の栃木レザーを使用します。

    栃木レザー

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  • 革 内装

    安価で使いやすい、初心者向けのヌメ革です。厚みも選べるので便利です。バイカーズウォレット、トラッカーズウォレットなどにも使用できます。シェルダンスタイルのカービングにも扱いやすい商品です。 内装はコインケースが1.5mm厚、残り全ては1mm厚の革を使用します。

    A4タンロー1枚

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    A4タンロー6枚

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  • 目打ち

    目打ちは、先端が鋭く細い形状をした道具で、革に小さな穴を開けたり、位置決めをしたりするために使われます。レザークラフトでは、縫い穴の補助や仮穴あけ、細部の調整など、幅広い用途で使用されます。 手縫いの際、菱目打ちで開けた穴がずれてしまった場合や、縫い進める途中で糸の通りが悪いときに、目打ちで穴を整えることができます。針を無理に通す必要がなくなり、革や糸を傷めにくくなります。

    目打ち

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  • 革包丁

    レザークラフトにおいて「革包丁」は、単なる裁断道具ではありません。切る・削ぐ・整えるといった作業を一本でこなす、職人の技術をそのまま反映する重要な工具です。 扱いは簡単ではありませんが、使いこなせるようになると「革を操る感覚」が身につきます。ぜひ、自分の手に合った一本を見つけ、長く付き合っていきましょう。

    革包丁

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  • ヘリ落とし

    ヘリ落としとは、革の裁断面(コバ)の角を専用の工具で削り落とし、丸みを持たせる作業のことです。角をそのままにしておくと、見た目が硬く、使用中に引っかかりやすくなります。ヘリ落としを行うことで、なめらかで上品な印象に仕上がります。 ヘリを落とすことで、革の断面に自然な丸みが生まれ、全体の完成度が大きく向上します。特に財布や名刺入れなど、手に触れる機会の多い作品では、見た目だけでなく触り心地の良さにも直結します。

    ヘリ落とし

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  • トコノール

    トコノールは、革の床面やコバを整えるための水性仕上げ剤です。床面の毛羽立ちを抑え、なめらかに仕上げることができるため、革製品の内側や裏面を美しく見せることができます。 床面は、そのままにしておくと繊維が毛羽立ち、見た目や耐久性に影響します。トコノールを塗布し、ヘラやガラス板などで擦ることで、繊維が寝て、均一で美しい床面に仕上がります。財布やバッグの内側など、目につきやすい部分ほど効果を実感できます。 トコノールは少量を薄く塗るのがポイントです。

    トコノール

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  • スリッカー

    主に木製や樹脂製で作られており、溝や丸みのある形状が特徴です。トコノールなどの仕上げ剤と併用することで、革の繊維を寝かせ、なめらかな表面に仕上げることができます。 コバは革製品の「縁」にあたる部分で、見た目や手触りに大きく影響します。ヘリ落とし後にスリッカーで磨くことで、角が整い、自然なツヤのあるコバに仕上がります。丁寧に磨かれたコバは、作品全体を引き締める重要な要素です。

    スリッカー

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  • フチ捻

    革のコバ(縁)や縫い線の内側に溝やラインを付けるための道具です。 初心者でも、フチ捻を使うだけで一段プロっぽい仕上がりになるので、コバ処理に慣れてきた頃にぜひ取り入れたい道具です。

    フチ捻

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  • アルコールランプ

    フチ捻を炙る道具です。 フチ捻を炙ると革にきれいな跡が付きやすくなります。

    アルコールランプ

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  • ダイアボンド

    レザークラフトでは「縫う」「貼る」「仕上げる」といった複数の工程を経て作品が完成します。その中でも、革同士を仮固定・本固定するための接着剤として重要な役割を果たすのがダイアボンドです。 ダイアボンドは、プロから趣味のクラフターまで幅広く使用されている、レザークラフト定番の接着剤です。 スマホケースを作る際、革とスマホケースのソフトカバーを接着するのにも向いています。

    ダイアボンド

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  • ファスナー No.3 16cm

    ラウンドファスナー長財布のコインケースにピッタリのファスナーです。 コインケースにはこの16cmというのが絶妙な長さで、このサイズに合わせて作品を作ると良いサイズ感の作品に仕上がります。

    ファスナー No.3 16cm

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  • 菱目パンチ 4本目

    レザークラフトに欠かせない道具のひとつが「菱目パンチ(菱目打ち)」です。 中でも4本目の菱目パンチは、作品の仕上がりや作業効率に大きく関わる、非常にバランスの良い本数として多くの制作者に使われています。

    菱目パンチ 4本目

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  • 菱目パンチ 2本目

    4本目の菱目パンチが直線の穴を開けるのに最適なのに対し、2本目の菱目パンチは、曲線の箇所の穴を開けるのに必要な道具です。 4本目では曲線部分の穴を開けれないので、菱目パンチをそろえる場合は、4本目と2本目をセットで購入しましょう。

    菱目パンチ 2本目

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  • 菱目打ち

    菱目打ちは、先端が菱形状になった刃を持つ道具で、革に打ち込むことで縫い穴を開けます。この菱形の穴に糸を通すことで、斜めに美しく並ぶ「手縫いステッチ」が完成します。 菱目打ちを使用する最大のメリットは、縫い目を均一に整えられることです。目打ちのピッチ(間隔)が一定なため、初心者でも比較的きれいな縫い目を作ることができます。 菱目打ちには、11本目・2本目・4本目・6本目など、刃の本数が異なる種類があります。直線部分では複数本の菱目打ちを使うことで効率よく穴を開けられ、曲線や角部分では2本目を使うことで細かい調整が可能です。

    菱目打ち

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  • ラウンドモウル

    ラウンドモウルとは、レザークラフト専用に設計された打刻用の木槌(モウル)です。 菱目打ち・平目打ちの打刻、刻印(スタンピング)、穴あけポンチの打撃に使用されます。 特徴は、円筒形(ラウンド形状)のヘッドと、真っ直ぐ力が伝わる重量バランスにあります。 ラウンドモウルは打撃が垂直に入りやすく、刻印がブレにくく、均一に入る特徴があります。

    ラウンドモウル

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  • 縫い針
  • ポリエステル糸

    レザークラフトでは、革そのものや型紙だけでなく、「縫製に使う道具と素材」が仕上がりの美しさや耐久性を大きく左右します。中でも重要なのが、革用針とポリエステル糸です。 革用針は、一般的な手芸用針とは異なり、先端が丸みを帯びつつも強度が高く、革の縫い穴をスムーズに通るよう設計されています。菱目打ちや目打ちで開けた穴を傷めにくく、革の繊維を無理に広げないため、縫い目が整いやすいのが特長です。 ポリエステル糸は、レザークラフトで最もよく使われる糸の一つです。その理由は、強度・耐久性・耐水性のバランスが非常に優れている点にあります。摩擦にも強く、日常的に使う財布やバッグなどの作品に適しています。

    糸

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    革用針

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  • ステッチンググルーバー

    マルチステッチンググルーバーとは、革の表面に縫い溝(ステッチライン)を掘るための工具です。ガイド付きで一定の距離を保ちながら溝を引けるため、縫い線を安定して美しく入れることができます。「マルチ」と呼ばれる通り、刃の調整や交換によってさまざまな用途に対応できる点が特徴です。 あらかじめ溝を引くことで、菱目打ちや目打ちの位置が安定し、縫い目が一直線に揃いやすくなります。フリーハンドで線を引くよりもブレが少なく、作品全体が引き締まった印象になります。

    マルチステッチンググルーバー

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  • サイビノール

    レザークラフトでは「縫えば十分」と思われがちですが、実は接着剤は作品の完成度や作業効率を大きく左右する重要な存在です。革同士を仮固定したり、縫製を補助したりと、接着剤はさまざまな場面で活躍します。 接着剤を使うことで、縫製時のズレや歪みを防ぐことができます。また、縫う前に形をしっかり固定できるため、作業スピードが向上し、仕上がりも安定します。 接着剤は「薄く均一に塗る」ことが基本です。塗りすぎると、はみ出しやシミの原因になります。塗布後は、少し乾かしてから貼り合わせ、しっかり圧着すると接着力が安定します。

    サイビノール

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  • ルーター

    コバを削るときにはヤスリを付けて、コバを磨くときはルータービットを取り付けて利用します。レザークラフトには欠かせないものでは無いものの、ルーターがあると作業が楽になります。 特にコバを削るときには手作業だとかなり大変ですが、ルータがあるとスムーズに作業を進められます。

    ルーター

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  • サンディングバンド

    ルーターに取り付けてコバを削る際に使用する道具です。 手で革を削る作業はかなり骨の折れる作業です。 ルーターとこのサンディングバンドが有ればかなり時間を節約出来る上に、仕上がりも手作業より良い感じに仕上げることができます。

    サンディングバンド

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  • ルーター ビット

    ルーターに取り付けてコバを磨く際に用います。スリッカーが入りずらい箇所などに用います。 手で磨きやすい箇所はスリッカーでもいいのですが、作品によっては、スリッカーで磨けない箇所もでてきます。 そういった場合にルータービットがあると重宝します。

    ルーター ビット

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  • カッティングマット

    レザークラフトでは、革を切る・穴を開ける・道具を当てるなど、作業台に直接負荷がかかる工程が多くあります。そこで欠かせない道具が「カッティングマット」です。カッティングマットは単なる下敷きではなく、作品の仕上がりや安全性、道具の寿命にまで関わる重要な存在です。 革包丁やカッターを使用する際、カッティングマットがないと作業台に深い傷が入ってしまいます。カッティングマットを敷くことで、作業台を保護し、安心して裁断作業を行うことができます。 カッティングマットは、刃を適度に受け止める構造になっており、刃先へのダメージを軽減してくれます。硬すぎる面で切ると刃こぼれの原因になりますが、マットを使用することで、カッターや革包丁の切れ味を長く維持できます。

    カッティングマット

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  • レース針

    レースカガリを行う際に使用するレースを縫う用の針です。 3連ハトメ抜きで作った穴にレースを装着したレース針を使用し、ダブルステッチやトリプルステッチを行います。

    レース針

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  • レース

    ダブルステッチやトリプルステッチを行う際に用いるレースです。 3mm幅のレースでレースカガリによく用います。

    レース

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  • 3連ハトメ抜き 6号

    レースカガリで使用する穴を開ける道具です。 菱目打ちのハトメ抜きといったところで、連続した穴を一定間隔で開けることが可能です。

    3連ハトメ抜き 6号

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  • ハトメ抜き6号

    レザークラフトでは、バッグや財布、キーケース、ベルトなど、紐を通す・金具を固定する場面でハトメが多用されます。その際に欠かせないのがハトメ抜きです。正確な穴あけができていないと、ハトメが歪んだり、革が割れたりと仕上がりに大きな差が出ます。 ゴム板を必ず敷いて革に穴を開けます。

    ハトメ抜き6号

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  • ハトメ抜き12号
    ハトメ抜き12号

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  • 両面カシメ

    両面カシメとは、表と裏の両方が頭付きになっている留め金具のことです。片面カシメと異なり、裏側も美しく仕上がるため、バッグや小物など両面が見えるレザークラフト作品によく使われます。 「小」は頭の直径が小さいサイズで、繊細な印象を与えたい作品に最適です。 足長はカシメの足の長さの事で、分厚い革を止めるときは足長を選択します。

    両面カシメ 小 足長

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  • オールマイティプレート

    両面カシメ 小 を打ち付け、固定するために使用する工具です。 カシメ打ちとセットで使用します。 カシメ打ち同様、両面カシメのぷっくりした箇所を潰さないようにできています。

    オールマイティプレート

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  • コンチョ

    バイカーズウォレットなどのフラップに取り付けるのに適したコンチョです。 直径3cmでコンチョネジ タイプEとジャンパーホックのメスとを組み合わせてコンチョ自体をボタンとして扱うことが出来ます。 バイカーズウォレットには最適の大きさのコンチョです。

    コンチョ大

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  • コンチョ用ネジ タイプE

    コンチョを取り付ける際、必要になるネジです。 タイプEのネジはジャンパーホックのメスと組み合わせて使うことが出来ます。 このネジを使わないで、コンチョに最初から付属されているネジを使おうとしても、ジャンパーホックのメスには適合しないので、タイプEのネジは必須です。

    コンチョネジ タイプE

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  • ジャンパーホック

    革にボタンをつけるアイテムです。これを使うことで色々な作品にボタンを取り付けることが可能です。

    ジャンパーホック 大

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  • ジャンパーホック打ち

    ジャンパーホックと取り付ける際に使う打ち棒です。 これを使ってジャンパーホックのオスとメスを革に取り付けが可能です。

    ジャンパーホック打ち 大

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型紙

動画で作成したラウンドファスナー長財布の型紙です。印刷した型紙の画面下部が150mmであることを確認の上、作成してください。
バイカーズウォレットの外装の型紙 バイカーズウォレットの内装(コインケース)型紙
バイカーズウォレットのフラップとカードポケットの型紙 バイカーズウォレットのカードケースとポケットの型紙

【無料】バイカーズウェレット型紙ダウンロード

【外装】
【コインケース】
【フラップ】
【カードケース】
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制作情報

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制作手順

  1. 革を切り出す

    革包丁で革を切り出す様子
    型紙を使って革を切り出す。今回は外装は2mm厚コインケースとポケットは1.5mm、その他の内装はすべて1mm厚の革を用いる。
    革を切り出す際は革包丁で手を切らないように十分に気を付けましょう。 それぞれの部位により革の厚みが違うので注意しましょう。 外装とフラップAには栃木レザーを使用しています。 栃木レザーは非常に上質な革で外装に用いることで、手触りや見た目が良くなります。
  2. フラップを張り合わせる

    フラップ同士をサイビノールで張り合わしている様子
    サイビノールを用いてフラップAとフラップBの裏側どうしを張り合わせる。
    サイビノールはつけすぎない。 つけすぎるとあいだからサイビノールが溢れてしまう。 あふれたサイビノールが革の銀面についてしまうと 汚れとなり出来栄えが悪くなってしまう。
  3. フラップにダブルステッチを施す

    フラップにダブルステッチを施した様子
    ステッチンググルーバーを用いて3mm幅で縫い代を引く。 縫い代に沿って3連ハトメ抜き 6号で穴を開け、レース針レースを用いてダブルステッチを施す。 ダブルステッチのやり方はダブルステッチのやり方を参考にして下さい。
  4. コインケースのコバを磨く

    コインケースをルータを用いてコバを磨いている様子
    コインケースのファスナーを取り付ける箇所のコバをルータートコノールで磨き上げる。 コバを磨くのはスリッカーでも問題はありません。 このタイミングでコインケースのコバを磨かないと、この後の工程で磨くタイミングが無いので気をつけて下さい。
  5. フチ捻を入れる

    ポケットにフチ捻を入れる様子
    ポケット(4枚)にフチ念を入れる。 フチ捻入れても入れなくても良い。 好みで選んで下さい。 フチ捻が入っているだけで、きちんと作られている印象と フチ捻の線が装飾となり作品の単調さを防いでくれます。
  6. ファスナーを取り付ける

    サイビノールをコインケースに塗る様子 コインケースにファスナーを仮止めする様子
    コインケースの裏側に7mm幅でダイアボンドを塗り、ファスナー No.3 16cmを仮止めする。 コインケースのファスナー No.3 16cmと取り付ける箇所にはあらかじめステッチンググルーバーで3mm幅で縫い代を引いておく事
  7. ファスナーを本縫いする

    コインケースのファスナーを縫い上げた様子
    菱目打ちで縫い穴を開けて、ポリエステル糸で縫い上げる。 縫うポリエステル糸は縫い代の3倍の長さを用いすれば良いでしょう。 ポリエステル糸の色は突飛な色を選ぶのではなく、作品に合った色を選びましょう。 ポリエステル糸の色一つで作品の良しあしが決まってきます。
  8. カードケースBをコインケースに取り付ける

    カードケースBをコインケースに仮止めした様子 カードケースBをコインケースに本縫いした様子
    カードケースBをコインケースにサイビノールで仮止めし、乾いたら本縫いをします。 ステッチンググルーバーを用いて縫い代を3mm幅で取りましょう。 カードケースBの下のみ縫い合わせ、耳の部分はのちの工程で縫うので、ここでは仮止めまでにします。カードケースはコインケースのファスナー No.3 16cmが 写真の様に右に持ち手が来るようにしましょう
  9. カードケースAをコインケースに取り付ける

    カードケースAをコインケースに取り付ける様子
    カードケースAのフチをサイビノールでコインケースに仮止めする。 仮止めが乾いたらカードケースA、カードケースBの中心を写真の様に 菱目打ちで縫い穴を開け糸で本縫いをする。カードケースの中心を縫わないとカードを出し入れする際、どちらかがゆるく、どちらかがキツイ といった事になってしまうので、正確に中心を割り出しましょう。
  10. コインケースとポケットを縫い合わせる

    カードポケットの耳を仮止めする様子 カードポケットの耳を仮止めする様子
    コインケースとポケットを縫い合わせるために、クリップで仮止めをする。 カードケースABと反対側のコインケースの箇所にクリップで仮止めする。 ポケットにはあらかじめ、縫い線をボールペンで引いておく。

    ・縦の線は両端から4.5cmの位置に引く
    ・縦の線はコインケースのファスナー側から1.7cmの位置に引く
    ・縦の線の長さは3.5cmの長さで引く
  11. コインケースを縫い合わせる

    コインケースにサイビノールを塗る様子 コインケースを仮止めする様子 コインケースを縫い合わせる様子
    ・コインケースにサイビノールを塗る。
    ・コインケースを半分に折り曲げ仮止めを行う。
    ・コインケースを本縫いする。

    コインケースの仮止めを行う際はクリップでサイビノールが乾くまで止めておくと良い。

  12. ポケットを縫い合わせる

    クリップでポケットとポケットを固定させた様子 ポケットとポケットを縫い合わせた様子
    ポケットとポケットをクリップで仮止めし、縫い合わせる。 この時、ポケット同士は表面(銀面)同士を張り合わせる。 菱目打ちで穴を開け、糸で縫い合わせる。 縫い線はStep10と同じにボールペンで線を引くと良い。 この時、ポケットの銀面にステッチンググルーバーで3mm幅の縫い代を引いておくこと。のちの工程でポケット同士を縫い合わせる際、必要となる
  13. ポケットどうしを仮止めする

    ポケットにサイビノールを塗る様子 ポケット同士を仮止めする様子
    ・ポケット同士を張り合わせる

    前工程で作ったポケット同士を張り合わせる。 サイビノールは適量をつけて下さい。 塗りすぎると合間から漏れ出して革の銀面についてしまい シミの原因になってしまいます。

  14. ポケット同士を縫い合わせる

    仮止めしたポケットどうしを縫い合わせた様子
    ポケットどうしを縫い合わせる。 革と革に挟まれて縫いずらいが、一目一目を丁寧に縫い合わせましょう。 縫い穴は菱目パンチがあると楽に穴を開けられます。 菱目打ちでも問題ないですが、穴を開けずらいので、菱目パンチを用意することをオススメします。
  15. カードポケットを付ける

    コインケースとカードケースを縫い合わせた結果
    カードポケットA,カードポケットBを残りのポケットに装着する。 写真の様にカードポケットを並べて、ポケットのどの位置に取り付ければいいか を決める。 位置が決まったら カードポケットBの下をステッチンググルーバーで3mm幅で縫い代を引き、サイビノールで仮止めし、縫い付ける。
  16. カードポケットのサイドを縫い付ける

    カードポケットのサイドのみポケットに縫い合わせた様子
    カードポケットのサイドをポケットに縫い合わせる。 この時、縫い合わせるのはカードポケットの左側のみで右側は縫い合わせない。 カードポケットのサイドはステッチンググルーバーで3mm幅で縫い線を引く。
    カードポケットAの右下がポケットのコーナー部分よりはみ出ているので、このタイミングでカードポケットAのはみ出ている部分を切除する。
  17. 外装にフラップを装着する

    外装とフラップを止めるカシメの穴を開ける様子 両面カシメで外装とフラップをつけた様子
    外装とフラップを早着する前に外装にステッチンググルーバーで3mm幅の縫い線を引いておきましょう。 外装にフラップを装着するための穴をハトメ抜き6号で3箇所穴をラウンドモウル開ける。 穴を開ける際ずれないようにオールマイティプレートなどの重たいもので固定するとよい 両面カシメ 小 長足を用いて外装とフラップを固定する。 外装とフラップを装着する位置は好みの位置で付けて下さい。 目安は7:3位の比率の位置につけることをオススメします。
  18. コンチョを取り付ける

    コンチョで取り付け位置に跡をつける様子 マチにサイビノールを塗る様子
    コンチョを取り付ける位置に跡をつけ、ハトメ抜き12号で穴を開ける。
  19. ジャンパーホックのオスを取り付ける位置を決める

    外装にジャンパーホックのオスを取り付ける位置を記す様子 外装にジャンパーホックのオスの穴を開けた様子
    外装で内装を包み、ジャンパーホックのオスがどの位置につければよいかを決め目打ちで印をつける。 実際に早着する内装を挟むことで、出来上がりのイメージが湧く ので内装を包み込む。 ジャンパーホックのオスの取り付け位置が決まったらハトメ抜き6号で穴を開ける。 ジャンパーホックの取り扱いかたは ジャンパーホックの取り付け方 取り外し方を参考にして下さい。
  20. ジャンパーホックのオスを取り付ける

    ダイアボンドを塗る様子
    ジャンパーホック打ちジャンパーホックのオスを取り付ける。
  21. コンチョを取り付ける

    ダイアボンドを塗る様子
    コンチョを取り付ける。 ジャンパーホックのメスをコンチョ用ネジ タイプEのネジで取り付ける。 ネジが緩んでくるのでネジ山にサイビノールを縫ってやるとネジが 緩みずらくなる。 コンチョを変えたりしたい場合はネジ山にサイビノールは塗らない方が良い。
  22. カードケースとコインケースを外装に取り付ける

    ダイアボンドでカードケースを仮止めする様子 ダイアボンドでコインケースを仮止めする様子
    サイビノールをカードケースとコインケースのフチ3mm幅で塗り、外装と内装を仮止めする。 この時サイビノールは塗りすぎない様に気をつける。 カードケースは外装のフラップがついている方に、コインケースは外装のフラップがついていない方に仮止めする。
  23. コバを整える

    ルーターでコバを削る様子 ヘリ落としでコバーを整える様子
    ルーターサンディングバンドでコバを削りコバを整える。 ルーターでコバを削るのは内装だけでよい。 外装はレースカガリを行うのでコバは隠れる。 コバをけずったらヘリ落としでコバを整える。
  24. 外装にダブルステッチを施しコバを磨く

    外装にダブルステッチを施した様子 コバを磨く様子
    外装にダブルステッチでレースカガリを行う。 レース カガリが終わったら、コバをルータールーター ビットをつけトコノールで磨く。 ダブルステッチのやり方はダブルステッチのやり方を参考にして下さい。
  25. 完成です

    完成したバイカーズウォレット
    お疲れさまでした。 今回は外装にちょっといい革である栃木レザーを使用してみました。 内装の革と外装の革とで、革の種類が違うので 手触りや質感か変わっています。 栃木レザーの質感、とてもいいですよね! すべて栃木レザーを使いたいところですが、栃木レザーは高いのでせめて 外装だけでもと思い外装のみ栃木レザーで仕上げてみました。 お金に余裕のある方はすべて栃木レザーにしてみて下さい。

    このサイトでは他の作品の型紙や作り方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ポイント・注意点

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コラム

今回はバイカーズウォレットを作成しましたね! 今回のバイカーズウォレットにはレースかがりの技術が込められています。 ダブルステッチは最初と最後が 大変なくらいで、あとは単調な作業でしたね! 次は難易度が急にあがるラウンドファスナー長財布に挑戦してみましょう。 一気に難易度が上がりますが このサイトの通りに作成すれば、バイカーズウォレットをうまく作れたあなたにはきっと上手く作れるとこでしょう。バイカーズウォレットにはウォレットチェーン というアイテムを組み合わせるという手もあります。 ウォレットチェーンというと金属の鎖みたいなものを想像される方もいると思いますが、レザーの ウォレットチェーンも自作することが出来ます。 このバイカーズウォレットの顔でもあるコンチョにもこだわってみるのも良いでしょう。 このサイズ感のコンチョ は結構高いが、満足感の有るコンチョが多数存在します。 コンチョだけで8000円というのも珍しくはありません。 ワンポイントのオシャレにこだわってみても よいかもしれませんね! レースカガリを取り入れただけで、作品の完成度がかなり上がったと思います。 きっとお気に入りの一品になったのではないでしょうか?

次はいよいよラウンドファスナー長財布でしょうか?動画つきで解説しているので参考にしてみて下さい。
ラウンドファスナー長財布の作り方

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よくあるご質問 (FAQ)

Q: ダブルステッチ(レースカガリ)は初めてですが、失敗しませんか?
A: 最初は複雑に見えますが、ご安心ください!記事内の動画では、針を通す順番を解説しています。ダブルステッチのやり方 を参考にして下さい。最初は「レース」の表裏を間違えないようにゆっくり進めるのがコツです。万が一途中で紐が足りなくなっても、継ぎ足しができるので挑戦してみてください。


Q: コンチョは、好きなものに変更できますか?
A: もちろん可能です!型紙では標準的な30mmコンチョを想定していますが、お好みのデザインで個性を出せるのが自作の醍醐味です。ただし、あまりに大きいコンチョを選ぶとフラップ(留め具)のバランスが変わるため、型紙で大きさの具合を確認してみて下さい。


Q: 2.0mm厚の革(外装)を縫うのは大変ではありませんか?
A: バイカーズらしい重厚感を出すには2.0mmがベストです。3連ハトメ抜き 6号で穴を開けるのはそう難しいことではありません。 レースカガリなのであまり厚みを気にする必要はないと考えています。


Q: ミシンは必要?
A: ミシンを使用すると早く作れますが、ミシンがなくても十分作成できます。


Q: 型紙印刷時の倍率は?
A: 100%で印刷してください。印刷後、紙の下にある線が150mmである事を必ず確認してから作業に取り掛かってください。


Q: 完成後のメンテナンスはどうすればいいですか?
A: 栃木レザーのようなヌメ革は、使い込むほどに経年変化(エイジング)を楽しめます。乾燥が気になり始めたら、馬毛ブラシでホコリを落とし、少量のレザークリームを塗ってください。


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