初心者がやりがちな失敗!テント設営で時間をロスする5つの原因
キャンプ場に到着して、「さあ、のんびりしよう!」と思っても、なかなかテントが立たずにイライラ…。気づけば夕方になっていて、楽しみにしていたキャンプ飯の時間が削られてしまうのは、初心者によくある「時間配分の失敗」です。
「なぜあんなに時間がかかったんだろう?」と後悔しないために、設営でタイムロスをしてしまうよくある5つの原因と対策をまとめました。
1. 「ぶっつけ本番」で説明書を読み始める
一番多い失敗が、キャンプ場で初めて箱を開けて説明書を広げることです。風が吹く中で紙の説明書を読むのは想像以上に困難です。
- パーツの確認不足: ポールが足りない、ペグが入っていないなどのトラブルが現地で発覚すると、もう取り返しがつきません。
- 動画で予習しておく: 今の時代、ほとんどのテントはYouTubeなどに設営動画がアップされています。事前に一度見ておくだけで、頭の中に完成図ができるので劇的に早くなります。
私は新しいテントを買ったら、必ず近くの公園などで「試し張り」をします。全てを完璧に張らなくても、ポールの通し方や広げた時のサイズ感を把握しておくだけで、本番の精神的な余裕が全く違います。
2. 車への「積み込み順」を間違えている
いざ設営しようとしたら、テントがトランクの一番奥にあって、手前の荷物を全部外に出さなければならない…という状況は大きなタイムロスです。
- 最後に積むべきものを最初に積んでいる: キャンプ場に着いて真っ先に使うのは「テント」「タープ」「ペグ・ハンマー」です。これらは必ず車のドア付近や、トランクの最後に積み込みましょう。
- 小物が迷子になる: ペグやハンマー、ガイロープ(張り綱)が別々の袋に入っていると探すのに手間取ります。1つのツールボックスにまとめておくとスムーズです。
私は設営道具を入れる「専用のコンテナボックス」を作っています。現地に着いたら、そのコンテナとテントだけをサッと下ろしてすぐに作業を始められるように工夫しています。
3. 「場所決め」でウロウロ迷いすぎる
フリーサイトなどの場合、「どこに立てようか」「あっちの方が景色がいいかも」と歩き回ってしまい、なかなか設営に取りかかれないことがあります。
- 条件を絞って即断即決: 「地面が平ら」「トイレ・炊事場から遠すぎない」「水はけが良さそう」の3点をクリアしていれば、すぐに決めてしまいましょう。
- 風向きを考えずに広げる: 場所を決めた後、風向きを無視して広げると、風に煽られて作業が止まってしまいます。入り口を風下に設定して一気に広げるのがコツです。
初めてのキャンプではテントの設営地はあえて人の少なそうな場所を選ぶのも一つの手です。 テントや設営に時間がかかってモタモタしているのは 意外と恥ずかしいと感じてしまいます。 周りの目が気になり焦る気持ちから余計に時間がかかってしまいます。今日は初めてのキャンプだから「キャンプの練習なんだ」と割り切ってキャンプに 望んで、人の少ない場所に、パッと決めてしまうのも一つの手です。
4. 付属の「プラスチック・アルミペグ」で苦戦する
設営時間の半分は「ペグ打ち」だと言っても過言ではありません。ここで道具をケチると痛い目を見ます。
- 地面が硬くて刺さらない: テントを買ったときについてくる付属のペグは、柔らかい芝生用であることが多く、砂利や土の硬いサイトでは曲がったり折れたりして全く刺さりません。
- 鍛造ペグを導入する: 頑丈な「鍛造(たんぞう)ペグ」と、重さのある専用のペグハンマーを別で用意しておきましょう。これだけで設営の労力と時間が半分になります。
私も初心者の頃、付属のペグを石で叩いて曲げてしまい、設営に2時間かかった苦い経験があります。今では必ず頑丈なペグを持参します。 ペグとハンマーはお金をかけるべき最重要アイテムです。
5. 「役割分担」ができず、一人で抱え込む
家族や友人と来ているのに、一人が説明書を握りしめて全てをこなそうとすると、他の人は「待ち時間」になり、効率が極端に落ちます。
- 簡単な作業を任せる: 「ポールを繋ぎ合わせておく」「ペグを四隅に配っておく」といった簡単な作業を先にお願いするだけで、メインの立ち上げ作業がスムーズに進みます。
- 子供にも役割を: お子さんがいる場合は、飛ばされないようにテントの端を押さえてもらうなど、「一緒にやっている感」を出すと飽きずに待ってくれます。
我が家では、私がテントの骨組みを作っている間に、妻がインナーマットやシュラフなどの寝床作りを進めるという風に完全に分担しています。慣れると2人で15分ほどで終わりますよ。
子供はテントの設営を手伝うと、キャンプへの充実感を感じてくれている気がしてます。 ただキャンプにきて、ご飯を食べて眠るだけの体験より テントの設営や撤収の経験を積むことは、子供が知らず知らずの打ちにキャンプのスキルを習得する事にも繋がります。
どんなに準備をしていても、風が強かったりトラブルが起きたりして設営に時間がかかることはあります。そんな時は「これもキャンプの醍醐味!」と割り切って、焦らないことが一番です。 もし暗くなってしまった場合は無理をせず、ランタンやヘッドライトでしっかり手元を照らしながら、安全第一で進めましょう。